まさかこの時が来るとは!
私は何の根拠もなく「自分はコロナに感染しない」と信じてきました
それは家内がコロナを発症したときでさえも、自分は大丈夫だと思っていました
過去、妻がインフルエンザにかかったときもそうでした
あの頃は、マスクなし食事も寝室も一緒
それでもうつることはありませんでした
そんなことも根拠のない自信につながっていました
身近には感染経験者がたくさんいます。私が感染は初めてと知ると驚かれたりもしました
そんな人たちの中からは
・無症状だったけど職場で次々感染してたので検査したら陽性だった
・感染しても風邪と大差なかったよ
という声も聞いていました
いままでは自分とは係わりのない話と聞き流してきましたが、実際自分が感染した経験ではそんな生易しいものではありませんでした
これを5類などにまとめていいのか?
明らかにインフルエンザなんかとは別物だぞ !?
もちろん症状は人それぞれ
確かに風邪以下の症状の人も多いのでしょうけど、なんだかそんな簡単に線引きできるような疾患ではない気がしましたので、コロナ体験談としてブログに残しておこうと思いました
「私は感染しない」神話(自分勝手な)は崩壊したのです
しかも散々に……
まずは妻がコロナに感染!
その日は朝から軽い咳は出ていました
普段からそれくらいの咳は出ることも多く、それほど気にしてはいませんでした
昨夜、仕事から帰ってきた妻が、
なんだか熱っぽい
咳も出るし
すぐに検温すると38度!
コロナかもしれないから明日いちばんで病院へ行こう
朝一番に病院へ電話を入れると、3時に車できて駐車場で待つようにとのことで向かいました
幸いにも休日出勤した時の振休をこの日にしてあったのです
駐車場について電話を入れると、そのまま待つようにとのこと。検査は車から降りずに行うようです
朝からコンコンとたまに咳が出ていたので、せっかくだから私も一緒に調べてもらえるか訊くと、
発熱していないと結果が出にくいんですよ
ということで、検査は妻だけ。結果は予想通り陽性反応 >﹏<
私の両隣にも同様に検査を受けている車が止まっていました
左隣には若い男性が、右隣には高齢の女性がそれぞれ検査を受けていました
まず先に終えた男性の元へ女医さんがきて、陽性だったこととこれから処方する薬の説明をする声が聞こえてきました
通常この薬は5万円するんです
いまは国の補助があるので大してかかりませんが……
「ほぉけっこうするんだなぁ」と妻と目を丸くしていると、高齢者の車の方でも同様の話をしている看護師の声が聞こえてきました
この薬は通常10万円もするものなんです
いきなり倍に跳ね上がったぞ !?
高齢者のほうがふんだくれると思って吹っ掛けてるのではと思わず疑ってしまいそうになる会話です
さっき5万って言ってたよね?
それだけ高価なものなんだから途中で服むのをやめるなよって忠告なんだろうけど、なんだか薬の信ぴょう性も怪しく感じられてきます
そしてなぜか我々には薬が高価な話は一切してこなかった
私には何も言わなかったね?
どうせこいつには金の価値などわからんだろうと
思われたんじゃない?
笑いながら帰ってきた私には、完全にまだ他人事としての話でしかありませんでした
ついにきた! コロナ感染
次の朝も私は平熱のまま、咳も依然軽く出る程度
体調も悪くはない
妻の発熱がわかってからは寝室も別、家の中でもマスクはしたまま、食事も時間をずらして摂り、トイレやドアノブなどは妻が自分で利用した後しっかり除菌してくれていました
でき得る限りの感染予防はしていたのです
内心そこまでやらなくても大丈夫だろうと思っていたくらいです
昼過ぎまでは
昼過ぎに電話の約束をしていて話を始めてからまもなくのことです
咳がひどくなってきたのは
やがてまともにしゃべることができないくらい咳がひどくなりました
これはもしや……
それでもまだ熱は出ていなかったのです
咳を我慢してしゃべりすぎたせいかもしれない
とまだ希望的観測も持っていました
夕食時も食欲不振はなし
その後食休みをしていると、なんだか肘や膝にだるさがあるのに気がつきました
気のせいか背筋にもゾクゾクするものを感じます
検温してみると38度!
コロナに間違いない w(゚Д゚)w
確信した瞬間でした
感染2日目
38度を超えてから一気に体調が悪くなりました
激しい咳込み、全身のだるさや痛み、両目の裏側にひりひりとした焼けるような痛みがあって、30分ほどで目が覚めてしまう
眠れない……
時計を見るたびにほとんど時間が進んでいないことに驚く
なんて朝までが長いのだろう
咳のし過ぎでつばを飲み込むのもつらい、まったく眠れない……
急に心臓を締めつけるような強い痛みが襲ってきたのはそんなときでした
呼吸ができない……
もともと軽い心臓疾患があるんだよね
これはまずい!
このまま心筋梗塞 !?
そんな嫌な予感はほんの数分の出来事で、心臓を襲っていた息苦しさや痛みから解放されました
まずはひと安心
しかし止まらない咳と焼けつくようなのどの痛み、このつらさはどうにもなりませんでした
そんな状態にあっても身体は疲れれば自然に眠りにつくようです
強い咳込みに目を覚ますと6時になるところでした
1時間半ほどは眠れたようです
気のせいか身体が少し楽になってる感じです
検温してみれば、36.4度、平熱!
もしかして自力で治した !?
そんな安心感と寝不足の疲れから、そのまま午前中はゆっくりと眠ることができました
昼に目を覚まし立ち上がると少しふらつく
あれ?
和らいでいた咳もはじまり、まさかとすぐに検温すれば、
37.9度!
ウイルスは健在、治ってなんかいなかった!
当然か……
食欲は衰えてなかったのでまずは腹ごしらえをするも、
んっ !?
味がしない……?
そして食後から下痢が始まったのです
妻が発症した次の日から土日を挟んでの振休で4連休の予定でしたが、思わぬ連休を迎えることになってしまいました
土曜日の夜に発熱したため、次の日は病院へ行けず家で一日中寝て過ごすことになりました
過去、一度もワクチンを打ったことがないんだよね
ワクチン無接種だと重くなるのかな?
発熱、激しい咳、のどの痛み、全身の倦怠感、関節の痛み、下痢、味覚障害
コロナの症状すべてが現れたような状態で、ちゃんと治るのか不安になったほどでした
感染3日目でやっと病院へ
就寝前に妻が処方された解熱剤と咳止めを分けてもらったのですが、朝方近くまで少し寝ては目が覚めるを繰り返していました
朝検温をすると、36.3度 !
昨夜の薬が効いたのかもしれない
病気が抜けたときのような身体の軽さを感じる !
今度こそ治った感じ?
妻には大丈夫そうと伝えたのだが、念のためにと病院の予約を取ってくれたので、午後から検査に向かった
陽性です
やっぱり……か
予想通り
予想外だったのは、
下痢が続いているのであれば
コロナの薬はやめときましょう
下痢は今日も続いていたのだ
コロナの薬は副作用で下痢することも多いらしく、別にコロナの薬を服まなくても対症療法で十分治るとのことでした
処方してもらったのは以下の薬です
・解熱剤
・咳止め
・炎症止め
・整腸剤
コロナの薬はまだ怪しいという話も聞いていたので
服まずにすむなら幸いかも
今日は夕方までは調子よかったのですが、だんだん咳が激しくなってきて、体中が痛みだして、深夜には38.2度まで熱が上がりました
結局、3日連続のつらい夜になりました {{{(>_<)}}}
感染4日目 有休もらいました
4日目の朝はさすがにだるさが全身を覆ってました
本来なら在宅ワークのはずでしたが、長く机に座っていることができず有休をもらい、一日身体を休ませることにしました
相変わらず夜になると咳の激しさが増し、熱も上がってきます
それでも前日に比べれば若干咳もおとなしめになってきていて、次の日からはなんとか在宅ワークをこなせるくらいに回復ができました
まとめ
コロナだけでなくインフルエンザの感染者も急増しているというのに、電車の中では半数(以上?)がノーマスクでいます
しかも通勤時の超満員電車の中で
5類になったからといってコロナの感染力や怖ろしさまでも低くなったわけではないというのに
たしかに有効な薬が開発されたり、すぐに死に結び付くわけではないとわかったこと
そうしたことで怖さが弱まったということはあるでしょう
それでも中には体力の弱っている人や重症化しやすい疾患を抱えている人もいるでしょう
そうした他人への気遣いで、人口密集の場面ではマスクを着用するを心がけるのはおかしなことなのでしょうか?
特に若い人には無症状の人も多いと聞きます
自分は感染してないんだからマスクの必要はないというのは何の根拠もない言い訳です
マスク賛成派反対派、そんなことに興味はないのですが、
いまどうすることが少しでもみんなの迷惑にならないかを考えられる
自己中心ではない世界になっていってほしい
そんなことをふと考える体験でした
あ、私はたぶん満員電車での感染ではないと思いますが -_-b
皆さんも油断をせず、日々お過ごしください
そして穏やかな毎日を O(∩_∩)O
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