2023紅葉ウォッチの旅/長谷寺(奈良)

写真と旅

長谷寺は686年創建の真言宗のお寺です

花の御寺みでらとしても有名ですが、秋の紅葉もとても素晴らしいです

近鉄大阪線長谷寺駅から徒歩で15分くらいの距離ですが、駅からの坂を下り切り門前通りに入ると山の燃えるような紅葉が目を楽しませてくれます

参道にある草餅屋さんにはたくさんの人が並んでいました

また菅原道真公が初めて神として顕現され、初瀬川で禊をしたあと、腰を掛けて休んだ場所という中之橋天満神社などもあり、参道を歩くのも楽しくなります

シルバーK
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長谷寺の仁王門前で参拝受付を済ませ、いよいよ入山です

仁王門を潜ると、目の前に現れるのはどこまでもまっすぐに延びる登廊のぼりろう。これは1039年、平安時代に中臣信清という人が子の病気平癒のお礼に造られたといいます。上中下の三廊に分かれていて399段もあります。ただ一段一段がとても低く歩きやすいので、最上段まで行っても疲れは感じません

写真は下登廊です

上登廊から本堂を見上げる場所には桜が咲いていました。冬桜でしょうか? 紅葉と桜のコラボもなかなかいいものですね😊

本堂では大観音の特別拝観ができるということで本堂内を巡らせていただきました

本堂内は撮影禁止のため写真はありませんが、堂内には高さ10m以上もある日本最大の木造仏(長谷観音)が安置されています。それほどの大きさがあっても圧迫感はなく、見上げているとむしろ穏やかで温かいものが胸に広がってきます

特別拝観ではその大きなお御足に触れることができ、穏やかな日々を願い結縁を結ばせていただきました

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長谷寺は実に見どころの多いお寺です

紅葉が見ごろを迎え、太陽の角度がいい感じに落ちてきたころには床もみじが鮮やかさを増します

これを写真に収めようと通る人たちがみな足を止め、カメラやスマホを構えて人だかりができます😁

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本堂は1650年に徳川家光により造営されました。そしてそこには清水寺を思わせる造りの外舞台もあります。ちなみに先ほどの床もみじの場所が内舞台になるそうです

そんな外舞台の端に立って周りの澄んだ景色を眺めていると、あれやこれやの負の感情がどれも些細なものに思えてくるから不思議です😊

本堂の裏手からぐるっと回っていくと五重塔があります。この塔は戦後日本で初めて建てられた五重塔ということで、別名「昭和の名塔」ともいうそうです

境内はどこを切り取っても素晴らしく、いつまででも滞在できます

花の御寺と呼ばれる長谷寺。四季折々の艶やかな花の風景を楽しめるようです。ですので、今度はまた別の季節を狙ってこようと考えています

いよいよこの紅葉の旅も次回が最後となります

天理市の見事なイチョウ並木は下記リンクからご覧いただけます

午前中に巡ってきた長岳寺の記事をご覧になっていない方はぜひ下記リンクから覗いてみてください

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